近藤さんです。
今回は、【出産する病院(産院)選び方と5つのポイント】を実際に近藤が体験した失敗談を含めながらまとめていきたいと思います。
妊娠が発覚し、はじめての出産!
出産準備は色々とあって大変ですが、産院選びもかなり重要だと思っています。
と、いうのも、わたしは妊娠が発覚し、そのまま受診していた産婦人科での出産を“なんとなく”決めてしまいましたが、実際に入院してみて「もっとちゃんと考えて産院を選べばよかった」とすごく後悔したのです。
陣痛・出産・産後の入院期間は約1週間と短いですが、産院選びは、出産という大きなプロジェクトを遂行するための一大プロジェクトの大きな指針となるリーダーを選ぶのと一緒です。
特に初めての出産だとわからないことばかりなので、自分のタイプや要望にあった頼れる人選(産院選び)が大切です。
なので
・これから産院選びをする方
・なんとなく決めてしまった方
・このままでいいのかな?と迷っている方
などがいたら是非、参考にしてみてください。
目次
近藤さんの産院選び3つの失敗と具体的な体験談例
まずは、なぜわたしがここまで産院選びを重要視しているのかということを知ってもらうために、実際の失敗ポイントと体験談をまとめます。
実際に出産した産院のスペック
立地:自宅から車で15分程度の距離
施設:個室でシャワーやトイレなど基本設備完備
診療:土曜など休日診療あり
特典:ご褒美ディナー・選べるプレゼント・無料エステチケット・メモリアルDVD
口コミ評価:3.46
こうしてみると普通の産院であり、地元でもそこそこ名前の知れた病院で、特に悪評などもない産院です。
失敗ポイントその1:医師ではなく助産師さんの人柄をみるべきだった
出産する産院選びで1番重要なのではないかな・・・また、多くの初めてのプレママがうっかり忘れている部分じゃないかな?と思うのが。助産師さんについてです。
わたしは、初めての出産まで継続できそうな妊娠だったので、検診時に関わる先生との相性や説明がわかりやすいか、また心配しすぎなわたしを安心させてくれるかなどを重視していました。
しかし、これが大きな間違いでした!
もちろん、医師である先生との相性や丁寧に説明をしてくれるか、心配事を聞いてくれるかなどはとても大切なことだと思います。
しかし、出産となると、そのほとんどをサポートしてくれるのは助産師さんなのです。
医師である先生は、たまーに様子を見に来てくれる(近藤の38時間にわたる陣痛中2回、滞在時間3分たらずw)のと、最後の最後の分娩時のみ。
陣痛中の本当に辛くて苦しいとに頼りになる人、そして、長時間一緒に過ごすのは助産師さんがメインです。また、産後の入院中も赤ちゃんのお世話や指導、母体であるわたし達のお世話も全て助産師さんです。(医師である先生は産後の診察1回のみ)
近藤の場合は、陣痛の感覚が狭くなり、おしるしもあったので産院に電話し早朝に入院するも、ほぼ放置。「次はいったいいつ様子を見てくれるの?」「このまま横になってていいの?」など不安なことが多かったけれど、こちらから聞かなければ助産師さんは答えてくれませんでした。また、毎回同じ人が診察や様子を見てくれるわけではなく、毎回違う人が来てビックリ。その辺も一言くれたりちゃんと挨拶してくれる方だともっと安心できたと思うのです。
分娩児の助産師さんはスムーズでとって良い方だったのですが、ペアの方はこっちが必死に出産しているそばで、ベラベラと個人的なおしゃべりをする方でした。そして、その後入院中にこの方が担当になることがあったのですが赤ちゃんのお世話の方法の指導も適当!一度やってわからないので聞くと「今忙しいから後にして」と言い出て行ってしまう方でした。
また、入院中は助産師さんによっていうことが違い、特に授乳量は初めての育児では重要なポイントだと思うのですが、最後まで明確なミルクの量や方法の指導はなく、帰宅してから友人に聞いて教えてもらうという始末。その後授乳問題は後を引き、ネットで調べまくったり、外部の助産師さんに相談することで解決しましたが、安心して帰宅できることってすごく大事だと思います。
そういった意味でも、失敗しない産院選びのためには、助産師さんの人柄がとても大事だと思いました。
(助産師さんの人柄をチェックする方法は後述します)
失敗ポイントその2:入院施設は見学するべきだった
近藤さんの選んだ産院は、過去に友人が出産し、入院中にお見舞いにいったことのある病院でした。なので、なんとなくその記憶は残っていて、そこそこ清潔感があり、施設の内容も決して悪い印象がなかったので、見学などすることなく決めました。
しかし、入院してみてビックリ!部屋は暑いし、なんか古い・・・
それもそのはず、友人のお見舞いに行ったのは10年前と、5年前だったんですねw
38時間のほぼねずの出産を終え、やっと心と体を休ませる部屋が落ち着かないのはちょっと辛いです。
毎日清掃の方が入ってくれるので、清潔ではあるのですが、最低でも4日は過ごすことになるので、自分の好きな雰囲気や、最低限心地よく過ごせそうかという事前チェックはしておいたらよかったなと思っています。
また、出産前の陣痛室・待機室も長時間になることもあるので、付き添いが可能かどうか、ゆっくりできるスペースがあるか、他人と接触なく過ごせるかなども重要だと思います。
失敗ポイントその3:入院特典の詳細を確認すべきだった
現在は、出産予約を早めにしたりすると、入院特典としてプレゼントやマッサージやエステ・ご褒美ディナーなど様々な特典がついている産院も多いですよね。
近藤さんが選んだ産院もご褒美ディナー(夫と2人分のフレンチコース)と選べるプレゼント(授乳クッション・ケープ・洋服・記念品などから選べるもの)そして、産院に併設するサロンでのエステの無料券がついていました。
近藤さんは何より、産後疲れた身体のマッサージは無理でもフェイシャルエステくらいは受けて癒されたい!と思っていて、とっても楽しみにしていました。
しかし、実際に入院中に予約の電話をすると予約がいっぱいで使用できないと言われてしまったのです。1ヶ月以内なら使用できます・・・とのことでしたが、生後間もない赤ちゃんの預かりサービスがあるわけでなく結局利用できず終わってしまいました。
ご褒美ディナーのフレンチコースは美味しくいただきましたし、プレゼントも息子の誕生石がついたベビーリングを選びとっても満足していますが、これだけが心残りでした。
入院特典はおまけのようなものではありますが、わたしのように入院特典に魅力を感じるものがあった場合、また期待することがあれば、しっかりと詳細を確認しておくことをお勧めします。
失敗しない出産する病院(産院)選び・5つのポイント
上記の近藤の3つの失敗から学んだ、失敗しない出産する病院(産院)の選び方の5つのポイントとその方法を紹介します。
1:助産師さんの人柄をチェック
出産する病院(産院)選びでは、医師である先生よりも助産師さんの人柄が大事だと近藤さんは思っています。
助産師さんは検診時に同席している場合もありますが、産院が開催しているパパママ学級などで関わる機会があります。
また、実際に現役助産師である友人に聞いてみたところ「産院へのメールや電話でのお問い合わせへの対応が1番わかりやすいんじゃないかな?」とのこと。受付のある病院では助産師さんが直接やり取りすることはないかもしれませんが、ちょっと気をつけてみてみても良いかもしれません!
また、近い時期に入院した知り合いや友人がいたらどうだったか聞いてみるのも良いですね。
2:入院施設の見学必須
失敗談でありましたが、近藤さんのように実際にみたのが3年以上前!とかだと結構変化があるかもしれません。
今はどこの病院も入院施設の見学会などやっているところが多いので、めんどくさがらずに見学会参加することがお勧めです。
また、見学会をやっていないところでも写真がいつのものかをチェックしたり、それこそ助産師さんに見学依頼を出してみるとその対応で助産師さんの対応もチェックできて一石二鳥かもしれませんね。
3:入院特典の詳細をチェックしよう
入院特典がここまで気になっていたのは近藤さんだけかもしれませんが(笑)もしもわたしのように折角お金を払うなら、ちゃんと特典も利用したい!と考えているなら、特典の詳細や内容、期限などもチェックすることをお勧めします。
記念品などのものも、使用できるまでに期間が必要だったり、在庫がないとすぐにもらえない場合もあります。出産準備で特典を利用しようと考えている方(授乳クッションや枕など)がいたら、そこら辺も確認しておくと、赤ちゃんを抱えて急いで買いに行く必要がなくなるので安心です。
4:出産スタイルや病院の方針を確認
後悔が多かった産院選びと入院生活でしたが、唯一「この産院を選んでよかった!」と思ったのは、出産児の考え方やスタイルに関してです。
人によっては、無痛分娩、フリースタイル出産、立ち合いの有無、バースプランの共有などいろんな希望があると思います。
もちろん、1番は我が子が無事に生まれてくることですが、そうなるための大きな指針は病院によって結構違うということです。
病院の考える出産の価値観や方針を確認しておくことは重要だと思っています。
例えば、近藤さんが選んだ産院は「何よりも赤ちゃんのタイミング重視」という方針があり、赤ちゃんファーストなことが伝わっていました。もちろん、状況によっては無理なことが多いですが、自分と一致してる部分でした。
何を確認して良いかわからない!という時は、バースプランを書いてみると良いですよ。
5:自宅からの移動距離はほどほどに
こちらはほとんどの人が気になるポイントだと思うのですが、陣痛が来たり、破水したりと人によって何から出産が始まるかはわかりません。
そうなると結構パニックになるので、出産する病院(産院)が近くだと安心するものです。
近藤さんは車で15分程度の距離だったので、いざとなったらすぐ帰れる・迎えるという安心感はよかったです。また、付き添いやお見舞いに来てくれる人が着やすい距離感だったのも良かったです。
(近藤さんは実母が早くになくなっていたので叔母や義母にお世話になりました)
どれだけ条件や希望にかなった病院が見つかっても移動距離が遠いといざというときに困ってしまいます。各項目をチェックしつつ優先順位をつけるのもお忘れなく!
本当に失敗しない産院選びとは!?
実際に、体験してみて、一生に何度もない出産というイベントですが、命がけのイベントなので、そのパートナーとなる産院選びは本当に重要だと感じました。
心身ともに大きな労力も使う出産では、自分の希望を明確にして、優先順位を検討してから産院を選ぶことが失敗を減らす良い方法だと思います。
今のところ第2子の予定はないのですが、この辺りのポイントをチェックしつつ、優先順位も考えながら探してみたら、近くに2件良いなと思う産院を見つけることができました!
いかがでしたか?これから出産される方、産院選びに不安がある方など、良かったら参考にしてみてください。
近藤のような失敗なく、あなたが安心して、無事に出産が迎えられますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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